Everything is up for debate

FPの知識や本から学んだことのアウトプット

【投資に興味がある】のになぜ始められないのか

 

こんにちわ、FP技能士えーすけです。

 

昨今『貯蓄から投資へ』とよく耳にしますね👂

 

ただ日本だと一部でも投資に回しているという人の割合は圧倒的に少ないです🙅‍♂️

 

私の結論から言うと、預金だけだと損します💸

 

税制面の優遇が利用できなかったり、何より利回りも悪く、すぐ下ろせる以外何もメリットがありません。

 

つまり使うお金、万が一に備えた貯蓄以外は預金で管理する必要はありません❎

 

投資信託なども一部解約など、すぐに現金化できるようになっていますし、解約に手数料がかからないものもたくさん出てます🙆‍♂️

 

しかもスマホ📲で完結しますしね。

 

では、なぜ多くの方が投資を行わないのか🤔

 

私自身、FPという肩書を持ちながら、去年の夏ごろまで投資に一切興味がありませんでした(企業型の確定拠出年金は全て投資信託で運用していました)

 

理由は『何となく怖い』や『投資に回すお金がない』、『損する気がする』、『手続きが面倒な気がする』など、漠然としたものでした。

 

多分、やらない理由を自分自身で正当化していたのだと思います😢

 

おそらく興味があるけど手を出さない方のほとんどは似たような理由な気がします。

 

ただ持っているお金を預金として預けておくだけというのは非常にもったいないと思います。

 

生活に必要な分と、万が一の貯蓄以外は預金にしておく必要はないですね。

 

ましてや定期預金なんて意味ないです😅

 

金融機関で働いていて、なんでこんなにも多くの人が定期預金にしているか正直謎です🤷🏻‍♂️

 

それはお客様に限ったことでなく、金融機関で働く人でさえ、お客様には販売しているのにも関わらず自分では保有していないケースがほとんどです🤦🏻‍♂️

 

正直、この状況は異常だと思います。

 

高度経済成長期がもたらした『貯金は美徳』的な洗脳だと思います。

 

この洗脳から一人でも多くの方を脱する為に、より細かく検証します。

 

  1. 『お金がない』や『よくわからない』、『勇気がない』などの言い訳
  2. デフレがもたらしたお金と物価の誤った認識
  3. 『めんどくさそう』『何から始めていいかわからない』『知識がない』というやらない理由付け

この3点にしぼり検証します。

 

 1、『お金がない』や『よくわからない』、『勇気がない』などの言い訳

私はよく行動しない理由をすぐに勇気のせいにしてしまいます。

 

よくわからないから怖い、お金がないからなど一歩踏み出す事に勇気がないと、やらない理由を正当化しがちです。

 

しかし実際は踏み出すことに対して勇気なんていりません、必要なのは情報です

 

しかもその情報はGoogleSNSですぐに見つかります。

 

例えばドルコスト平均法のテクニック的な事や、『ロボアドバイザー』のような素人の代わりにAIが考えてくれるサービスがあります。

 

これは私の『ロボアドバイザー』のシミュレーションです。

f:id:samataeisuke0915:20180509223744p:image

 

 

またお金も決してまとまったお金である必要はなく、毎月少しずつ投資する方法もあります。

 

なのでまず大事なのは行動する勇気なのではなく、情報に触れるということで少し調べるだけで、やってみようかなと思えるはずです。

一歩踏み出すのに必要なのはポジティブシンキングではなくロジカルシンキングということですね。

 

2、デフレがもたらしたお金と物価の誤った認識

日本の長いデフレや預金は尊いという道徳的洗脳は、日本が経済を停滞させている原因の1つだと思います。

 

そして多くの人はお金の価値は変わらず、普遍的なもと思っている気がします。

 

しかし今の日本は2%のインフレ目標を掲げています。

 

つまり目標通り行けば、今年1万円で買えたものが、来年は1万2百円になってしまいます。

 

そこでお金の価値について、少し考えてみます。

①お金目線💴で価値を捉えたとき。
・野菜の値段が上がった
・内容量が減ったのに値段は変わらず

 

②物価目線🚗で捉えたとき。
野菜に対してお金が目減りした
今のお金の価値が下がって買える量が減った

となります。

 

つまりお金の価値は簡単に変わってしまうのです。

①の目線から②の目線になれば、今後の物価を考えると預金はバカバカしいとなりませんか🤔

 

3、『めんどくさそう』『何から始めていいかわからない』『知識がない』というやらない理由付け

こちらもやらない理由の正当化の話です。

 

『めんどくさそう』⇒今はスマホで簡単にできます。しかもアプリで管理もできるサービスもあります。

 

『なにから始めていいかわからない』⇒例えばロボアドバイザーの投資シミュレーションで自分にあった投資パターンを紹介してくれます。それベースに考えるのは一つの方法です。

 

『知識がない』⇒そもそも知識がなく投資している人は山のようにいます。その為にアナリストがいますしね。また知識があっても失敗することもあれば、知識がなくても成功することもあります。大事なのは投資対象と時間を分散させることでリスクを軽減することです

 

ちなみに私は投資信託三井住友アセットマネジメントの直販で行っています。

買付や解約、管理もスマホで簡単にでき、購入時や解約時に手数料はかからずかつ運用報酬もそこまで高くないことが理由です。

 

他にもひふみ投信松井証券はオススメです。

 

まとめ

行動を起こさない理由を正当化してしまうことが大きな原因だと思います。

 

興味をもってその情報に触れていれば行動を起こせるはずです。

 

そして行動をおこすと、そのことについて更に興味を持ち情報に触れるようになると思います。

 

情報にふれ、自身の頭にインプットされたものは一生の財産になるはずです。

 

なのでこの記事をきっかけに少しでも多くの方が、たとえ一部でも預金ではなく投資に目を向けてくれたら嬉しいです。