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【リスクを恐れて預金だけ】その考えは必ず損をする

こんにちは、FP1級技能士えーすけです!

 

みなさんは老後資金についてどうお考えですか❓

 

老後の不安は健康面もありますが、何となく漠然とした経済的不安の方が強いように感じます。

 

ただ銀行預金で貯めようとお考えの方は必ず損します😱

 

『最近、老後資金どのように準備すれば良いですか』って良く相談を受けます。

 

本人はもちろん、親御さんからも聞かれます。

 

やっぱり子供の将来は不安ですよね‥

 

私個人的な考えは【好きなことに、目一杯使って余った分で貯蓄と投資】と考えています💸

 

と言っても私の好きなことはあまり、お金がかからないのですよね😅

 

具体的には子供と遊ぶ事と本などを読むことです📗

 

つまり本を買うお金、オンラインサロンやメルマガの会費なので月に5,000円〜8,000円です。

 

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その他に全くお金は使いません(・・;)

 

私の話はこれくらいにしておきます。

 

それでは本題に入ります。

 

『好きな事にお金を使おう』って言うだけでは無責任ですよね。

 

ただ正直、今から老後の事を考えて数年先の事は分かりません(・・;)

 

わからないから『老後の事は老後に考えよう』って考えもありますが、それでは話が終わってしまうので老後の不安をいかに効率良く解消するかを説明します

 

オススメしたいのは【NISA】iDeCoです

 

今回は【iDeCoをピックアップします✨

 

それでは5つ視点から考えます

 

  1. 老後の不安とは?
  2. 預金とiDeCoを活用しよう
  3. iDeCoのメリット
  4. 所得控除の例
  5. 金融機関を選ぶポイント

 

 

1.老後の不安とは

さて老後の不安をまず明確にしておきましょう。

 

老後の不安でまず、思い当たるのは『年金ってもらえるのかな?』って事ですよね。

 

経済情勢、財政状況、人口減少、高齢化など、不確実な要素がたくさんあると思います‥‥

 

これらを考えるだけで不安に感じますよね😢

 

加えて終身雇用が事実上崩壊し、定年後の生活の保障(企業年金等)に期待する事も難しい世の中になります。

 

それでいて年金の支給年齢もどんどん高くなるでしょう。

 

つまり老後の不安は自分自身で解消しかないということです❗️

 

2.預金とiDeCoを活用しよう

老後に備えて預金をしているという方もいらっしゃると思います。

 

ただ老後資金に関して言えば、iDeCoで蓄えた方が確実に良いです🙆‍♂️

 

預金の場合はいつでも下ろせますからね🤷🏻‍♂️

 

iDeCo60歳まで原則下ろせません❌

 

なので半強制的に老後資金を蓄えられます!

*ちなみに積立額の変更は可能です。

 

生活費用や万が一の貯蓄、定期的に発生するライフイベント(車や冠婚葬祭など)を預金で備えましょう❗️

*ホントはライフイベントはNISAを活用して、積立型の投信の方が理想です

 

3.iDeCoのメリット

まずiDeCoとは個人型確定拠出年金のことです。

 

税制優遇を受けながら、老後資金を計画的に蓄えることができます。

 

その税制優遇がとても大きいのです!

 

生命保険料控除などとは比較になりません。

 

  1. まず掛金は全額所得控除です(一定の上限はあります)。
  2. 運用益が非課税になります(NISAと一緒)。
  3. 受取時も一時金なら退職所得控除、年金なら公的年金控除が受けられる。

 これはかなり良い優遇措置だと思います。

 

運用益非課税という言葉で抵抗があるかたもいらっしゃると思います。

 

安心してください、iDeCoの運用商品は投資信託、保険に加え、預金もあります。

 

元本割れは嫌だという人でも、所得控除を受けながら、計画的に貯めることはできます。

*ただ理想は投資信託でインデックスファンドを数種類選んで頂くのがベストかと思います。

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ちなみに私自身の保有割合です。

 

4.所得控除の例

課税所得(各種控除をした後の年収)が300万円の方が、毎月2万円積立てた場合を考えます。

 

まず普通に預金で2万円積立た場合。

 

何も税制優遇は受けられません。

 

次に個人年金で貯めた場合(受取時は年金しか選択できません)。

 

年末調整で個人年金保険料控除を受けられます。

 

この場合上限は所得税4万円、住民税2万⒏千円です。

 

最後にiDeCoの場合。

 

会社員であると年末調整または源泉徴収時に全額が小規模企業共済等掛金控除の対象になります。

 

この例の場合だと、年間24万円の控除になり300万円の所得が276万円になります。

 

よって払う税金も4万8千円も少なくなります。

 

すごい節税効果だと思います。

 

5.金融機関を選ぶポイント

サービスの使いやすさや、商品のラインナップなどもありますが、注意するのは手数料です。

 

手数料には、加入時の手数料、振替手数料、運営管理手数料があります。

 

ここで注意するのは加入時の手数料と運営管理手数料です。

 

加入時の手数料は国民年金基金連合会に支払う手数料と金融機関に払うものがあります。

 

運営管理手数料は金融機関に支払う手数料です。

 

このどちらも0円とする金融機関もあります。

 

それはSBI証券大和証券楽天証券マネックス証券松井証券イオン銀行の6社です。

 

絶大な所得控除も手数料により、効果が減るのを最小限に抑えるためにはこの6社がオススメです。

 

最後にiDeCoは働いている方であったらほとんどの方にとって、絶大なメリットがある商品です。

 

ただ手続きが少し面倒ではあります。

 

 

しかし面倒なことは1度済ませれば、その後は恩恵を受けるだけなので、より多くの人が始めるきっかけになれば嬉しいと思います。