こんにちわ、FPのえーすけです
今回は昨日21時から新たにAbemaTVでスタートした株式会社ニシノコンサルについて学んだことをブログに書きます。
https://gxyt4.app.goo.gl/QUsN5
相談内容は「知名度を上げて、ライブの集客を増やしたい」というものです。
多くのアイドルにとっての切実な悩みだと思います。
今回はアイドルグループの悩み相談でしたが、集客に関しては『顧客を増やす』という意味ではすべてのビジネスに直結することなのではないかと思います。
株式会社ニシノコンサルについて学んだことを3段階にまとめてみたいと思います。
まずは番組でアシスタントの方のメモがとても分かりやすく、Twitter上でシェアされていたので、載せさせていただきます。
1.キンコン西野さんからのアドバイス
・ファンが増えないのは器に穴が開いているから
せっかく集客したファンをライブ後に解散してしまっていることが問題。
その為に、ライブ後の集合場所を提供する(西野さんの場合スナックCANDY)。
そこにファン同士のコミュニケーションの機会を与えて、友達になってもらう。
つまりアイドル自体がファンのコミュニティーの待合せ場所になり、集めたファンをリリースしないようにする。
・マンガのような物語を提供する
順調な時にオンラインサロンの人数はなかなか増えない。
逆に上手くいかない時、失敗したときにオンラインサロンのメンバーがグッと増える。
つまり、逆境や困難に立ち向かうときに人は応援してくれるということ。
ワンピースでもルフィーより強い敵はたくさんいるが、仲間と協力して立ち向かう姿に読者は心を打たれる。
なので共通の仮想敵を作ることが大事。
・相手に得をさせる
えんとつ町のプペルの著作権をフリーにすることで、プペル電車やプペルカフェなど多くの人が利用し得をすることで、結果として利用者はえんとつ町のプペルを宣伝してくれることに繋がるということ。
・SNSで100%返信するアイドルになる。
ファンを個性として接することで、1対1のコミュニケーションをとる。
密なコミュニケーションをとることで、身近で特別な存在になるだけでなく、その一人の相手にもフォロワーが存在する為、1対1のようであるが実は、それ以上の相手に発信していることになる。
西野さんはニューヨークで個展する際に一人一人個人に向けて発信したことで、個展を大成功させたとのことです。
2.SHOWROOM前田さんからのアドバイス
・一定のところまでファンを増やす(100人)
一定のところまでファンを増やせれば、別のアイドルのファンと交流させることができ、コミュニティーの拡大に繋がる。
一定数のファンがいないと、他のアイドルのファンのコミュニティーにとって交流するメリットがあまり感じられなくなってしまうので、一定数は必要。
・他の人がつい言っちゃうストーリをもつ
インターネットの強みは拡散であり、つい言っちゃうストーリーを持っていれば、リツイートなどで、どんどん拡散してもらえる。
ホームレスの小谷さんを例にだし、気づいたら小谷さんの話をしてしまう、それはホームレスなのに毎日寿司を食べているなどの『つい言ってしまうストーリー』をもっているからである。
・落差をつかい、おもしろいを表現する
人におもしろいと思わせるには『共感』もしくは『落差』が必要。
喜怒哀楽は落差によってもたらされる。
『ホームレスなのにお金に困っていなく、毎日寿司を食べる』
アイドルなのに全裸でPV
アイドルなのにガチLINE公開
浮気しないと思っていた彼氏が浮気した
など落差は人に喜怒哀楽を与え、つい人に話したくなるストーリのため、勝手に拡散される。
人から人へ話が広がり、その結果ホームレスの小谷さんはNHKの番組にも出ました。
・余白をもたせる
かっこよくなくても良い、少しダサくても良い。
アイドルの存在を偶像と身近で捉える。
完璧なダンスやずば抜けた歌唱力がもたらすコンテンツに対しお金が払われるのが、偶像で、こちらは非常にハードルが高くお金もかかる。
少しダサかったり、ファンがアイドルとコミュニケーションをとれるなど、余白や双方向性に対してお金が払われるのが身近で、昔はももクロもAKBも余白も双方向性もあった。
つまり身近から偶像へステップアップすることも可能である。
3.今やるべきこと
・人が話せるポイントを作る
名前や衣装に独自性をもたせる。
略せる名前はファンにとってそれだけで、ファン同士の共通言語になる。*スポンサー関係で答えは決まらず。
ももクロは以前まではセーラー服などがアイドルの衣装で多かった中、戦隊もののような衣装で独自性をだした。
・今後実践すること
1.生配信を毎日一回
2.生配信中にきたコメントには名前付きですべて返す
3.自分に関するツイートには全て返信する
最後に
やはり目標を達成するには圧倒的な努力が必要であり、かつその努力が正しい方向に進むように確固たるコンパスが必要なんだと思いました。
また今回学んだことはアイドルに限らず様々なビジネスに転嫁できるはずです。
見て頂いた方の参考になれば幸いです。
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*前田さんの話で自己啓発本は『7つの習慣』に集約されているというくらい良本です(マンガ版もあります)。