教育って親や周りの家族にとっても永遠のテーマであり、楽しみであり、悩みであり、時に夫婦の喧嘩の火種にもなり得るものですよね。
私も楽しみ、悩み、時には喧嘩もし、日々子供から多く学んでいます。
日に日に出来る事が増える子供を見てると、成長の速さを実感しています。
同時にAIの発展も目が離せない状況です。
親として子供の成長をAI時代 に対応できるものに、してあげたいと考えるようになりました。
もしかしたら『シンギュラリティ』が起こるかもしれない。
そしたら今のままの義務教育に子供を任せきっていいのかと考えるようになりました。
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指します。
レイ・カーツワイル博士が唱えるシンギュラリティが起こり得るかはわかりません。
ただAIの発展により、人間の生活に大きな変化をもたらすのは間違いないと思います。
よく巷では「AIに仕事を奪われる」という言葉を耳にします。
奪われると言う表現が正しいかどうかはわかりませんが、間違いないと思います。
筑波大学長補佐の落合陽一さんも著書
の中で、「英語、プログラミングは算数のようなツールにすぎず、大切なのはコンピュータが翻訳しやすい論理的な言葉遣いが母語でちゃんと出来ることや、自分の考えをロジカルに説明して、ロジカルにシステムを作れる能力。母語の論理的言語能力、考えを伝える能力の方がはるかに重要で、そこを鍛えなければどんなに英語やプログラミングを学んでもシンギュラリティやマルチラリティ以降の世界で通用する人間にはなれない。」と仰っています。
*マルチラリティとは「人と機械の織り成す社会の中で順次コンピューターと人との組み合わせが問題解決を行っていくのではないか」という考え。
この本を読む前は「英語を習わせよう」や「プログラミングを覚えさせよう」とばかり考えていました。
この本を読んで親として『ロジカルに考え、ロジカルに正確な言葉で発信できる子供』に成長してほしいと考えました。
ただ、英語やプログラミングもツールとしてはまだまだ必要だと思うので、そこは先生や専門家に任せようと思います。
自分で勉強するよりその方が『労力も時間もコストも少なくて済む』と思うからです笑
子供の成長は親にとって一番のテーマだと思います。
私自身もこれから楽しみながら悩み、考え、行動すると思います。
その中で親として『その教育により子供がこれからの時代をどう生きていけるか』を毎日少しでも考え、習慣にしていきたいと思います。
ありきたりですが、考える子供になってほしいと思います。
この本を読んで感じたことや心境の変化は出来るだけ多くの親御さんと共有して、子供の成長を楽しめたら嬉しいです。