こんにちは、えーすけです。
5日の21時に放送された7回目の株式会社ニシノコンサルを簡単にまとめたいと思います。
https://gxyt4.app.goo.gl/K6TYp
今回の相談者は『フラワーショップ日比谷花壇』さんです。
内容は「日本の男性が’"日常的に花を贈る文化を作りたい"」というものです。
1999年以降花の小売りはダウントレンドでかつ、ショッピングセンター等で花を売り出したことで市場も侵されてきました。
日比谷花壇さんの取り組みとしては、SNSの発信や、年間のイベントごとプロモーションをしたり、日常的に花を楽しんでもらうための日持ち保障等、花の購入の垣根を下げるよう努力しているようです。
いつも通りアシスタントの方の素晴らしいメモです
それでは具体的なコンサル内容に入りたいと思います。
- 花を売るためのチェックポイント
- 解決策
- 終わりに
1.花を売るためのチェックポイント
『生活導線上に花はあるのか』
SHOWROOM前田さん
そもそも日常の生活導線上に日比谷花壇さんがなければダメ。
僕はない。
コンビニやカフェはあるけど、花屋はない。
つまり日常に接点がない。
キンコン西野さん
トイレは行くし、水は飲むし、スマホはいじるけど、花屋さんは通らない。
ぶっちゃけあまり花をプレゼントしたこともそんなにない。
『プレゼントされる側に優しく』
キンコン西野さん
花はもらっても、困ってしまうことがある。
扱い方にも困るし、もらった直後の行動にも影響が出る。
つまり、もらった側もコストをさかなければならない。
SHOWROOM前田さん
タスクが渡される感じがある。
*日比谷花壇さんとしては保水用ジェルが備付されているミニブーケがあるようです。
キンコン西野さん
実用性を求めている人には買い取りサービス(プレゼントのラベルに連絡先をいれるなど)があるといい。
そこまでケアしてくれるとプレゼントもしやすい。
花はもらった瞬間がピークで、第3者に使ってもらえるところまで設計したら、前向きに売れる(捨てづらい)。
- 価格: 1527 円
- 楽天で詳細を見る
2.解決策
『デジタル上のソーシャルギフトとして扱う』
SHOWROOM前田さん
SHOWROOM上で花束はかなり送られている。
花束を贈るという行為は物理的に花を送っている以上の意味を持っている。
つまり気持ちを送っている。
しかしそれはデジタル上で成り立ってしまう。
例えば、SHOWROOM上では通常50円や100円の花束だが、3000円のもの作り、それを飛ばすと日比谷花壇より本物が自宅に届くみたいにすれば、花をデジタル上のソーシャルギフトに落とし込める。
贈る側も、もらう側も家に届くのでコストは低い。
デジタル上で簡易的に贈ることは、いくらでも日常化できる。
花屋に行く行為は日常に乗せづらいが、アプリの中やLineの中は日常の導線上にある。
つまり親指(スマホ)は日常だから、親指の導線上に乗せることが出来れば、日常化できる。
『大切な人の記念日を管理するプレミアムサービスを作る』
SHOWROOM前田さん
大切な人の記念日を管理し、花を贈るべきタイミングを知らせてあげる。
「前田さん明日は~さんの誕生日ですよ。~さんは赤色が好きでしたよね。この花束どうですか」と言う知らせと同時に値段のついたボタンが送られてきたら、購入する人は多いと思う。
みんな花を贈りたくないわけではない。
贈りたいし、贈って感謝されたいけど、そこまでの煩雑さが大きくてハードルになっている。
『サブスクリプションで習慣化』
SHOWROOM前田さん
相手のことをちゃんと知ってあげて、それに合わせてカスタマイズすることもセットで行い、高付加価値のプレミアムサービスを作る。
お客様の大切な人と、その人の花を贈るべきタイミングを管理し、季節やイベントと掛け合わせてパッケージ化し、それを月額サービスにする。
サブスクリプションにしちゃえば、習慣化する。*使わなければ、もったいない→習慣的に使う
高くても払いますって人をターゲットにしたハイエンド向けのサービスでも面白い。
キンコン西野さん
100人顧客をつくり、その人たちに20人大切な人がいれば、年間2000回は花が贈られる。
- 価格: 1540 円
- 楽天で詳細を見る
3.終わりに
今回のコンサルは前田さんが抜群のアイデアをピンポイントで出されたので、明確な内容でした。
今までの回は、多岐にわたってアイデアがありましたが、今回はより集中されていたこともあって、収録から放送までの1週間でサービスが実装されるという凄まじいスピードでアイデアが形になりました。
株式会社ニシノコンサル恐るべきです。