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FPの知識や本から学んだことのアウトプット

知的財産権の人間的な側面を学ぶ!中小企業診断士の試験対策に最適な本

中小企業診断士の試験には、経営法務の分野があります。この分野では、知的財産権に関する知識や判断力が問われます。知的財産権とは、著作権、商標権、特許権実用新案権意匠権などの権利の総称で、創作物やアイデアを保護する法的な仕組みです。知的財産権は、現代社会において企業や個人が生き残るために必要不可欠なものです。

しかし、知的財産権については、専門的な用語や法律の条文が多く、学習するのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そこで、おすすめしたいのが、稲穂健市氏が著した「楽しく学べる知財入門」https://amzn.to/3vZBc3Uです。この本は、知的財産権に関する入門書ですが、ただ法律を説明するだけではなく、具体的な事例や人間ドラマを紹介して、知的財産権の面白さや重要さを伝えています。

本書の特徴は、身近に感じられるユニークな事例を多く取り上げていることです。例えば、東京五輪エンブレムの騒動、エコハちゃんとピカチュウの類似性、槇原敬之氏と小保方晴子氏が『銀河鉄道999』をパクった疑惑、ファイトー、イッパーツの商標登録、どこでもドアとお魚くわえたどら猫の商標審査、鳩山幸氏のキッチンパーツ発明、孫正義氏のゴルフシミュレーションゲーム特許、スーパーカブとヤクルト容器の権利復活など、話題になったり興味を引くような事例が満載です。これらの事例を通して、知的財産権の基本的な知識や判断基準を学ぶことができます。また、事例の背景にある人々の思いや努力、苦悩や葛藤などを描き出すことで、知的財産権の人間的な側面も感じることができます。

本書を読むことで、知的財産権に対するイメージが豊かになり、経営法務の参考書で学ぶことがより効率的になると思います。知的財産権は、単なる法律ではなく、人間の創造性や情熱、競争や協力など、様々な要素が絡み合った複雑で魅力的な世界です。本書は、その世界を楽しく学べる一冊です。中小企業診断士の試験に向けて、ぜひ読んでみてください。

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