Everything is up for debate

FPの知識や本から学んだことのアウトプット

新型コロナウイルスの影響から考える、安定的なビジネスとは?

新型コロナウイルスの流行により、多くの業種が深刻な影響を受けています。しかし、一方で影響をあまり受けなかった業種も存在します。ここでは、そのうちのいくつかについて詳しく見ていきましょう。

1. 食品・飲料業

食料品や飲料は、人々が生活を維持するために必要不可欠な商品であるため、需要が落ちることはありません。むしろ、新型コロナウイルスの流行によって、人々が外出を控えたため、食料品や飲料の需要が増加したと言えます。

2. 農業・漁業

食料生産に必要な農業や漁業も、同様に需要が減少することはありません。特に、新型コロナウイルスの流行によって、人々が外出を控える傾向があったため、自宅での料理や食事をする人が増え、需要が高まりました。

3. 医療・薬品業

新型コロナウイルスの感染拡大により、医療・薬品業界は需要が高まりました。治療薬やワクチンの開発、製造に加えて、長期化する感染症により、医療サービスに対する需要が高まったためです。

4. 配達・ロジスティクス

人々が外出を控える中、オンラインショッピングやフードデリバリーの需要が増加しました。そのため、配達・ロジスティクス業界は需要が高まりました。

5. オンライン教育・IT業

新型コロナウイルスの流行によって、オンライン教育や在宅勤務が増加しました。そのため、オンライン教育やITサービスに対する需要が高まりました。

6. テクノロジー/IT業界

在宅勤務やオンライン・リモート学習、ビデオ会議等の需要が増加したため、テクノロジー/IT業界は需要の増加を見ました。また、オンラインでの買い物やエンターテイメント、ゲーム等の需要も高まりました。

7.  ゲーム・エンターテイメント業界 

外出自粛や自宅待機が長期化したことで、ゲームや映画などのエンターテイメント産業に需要が集中しました。特に、家庭用ゲーム機やオンラインゲーム、ストリーミングサービスが増加し、需要の高まりが見られました。

8. オンライン通販業界 

長期にわたる自宅待機で、通販サービスに対する需要が急増しました。オンラインストアマーケットプレイスに加え、フードデリバリー、宅配サービス、食品や日用品の定期購入サービスなどが人気を博しました。

9. 電子商取引・金融業界 

オンラインでの買い物や決済が増加したことで、電子商取引や金融業界も需要の増加を見ました。ネットバンキングやスマートフォン決済、クレジットカード決済、ビットコインなどの需要が高まりました。

10. ホテル・旅行業界 

コロナウイルスの影響で、国内外の旅行需要が大きく減少し、ホテル・旅行業界は打撃を受けました。しかし、最近では、国内旅行や地方観光に向けた需要が増加しており、徐々に回復傾向にあると言えます。

11. 美容・健康業界 

自宅待機が長期化したことで、美容や健康に関するニーズが高まりました。エクササイズ機器やスポーツ用品、サプリメント、化粧品などが人気を集めました。一方で、美容院やスパなどのサービス業は、感染リスクが高いため、需要が減少しました。

12. 無人ドローン・ロボット業界 

ソーシャルディスタンスを確保する必要から、無人ドローンやロボットによる配送や清掃などの需要が増加しました。特に、飲食店やホテル、オフィスビルなどでは、無人ドローンやロボットを活用したサービスが導入されることが増えています。

新型コロナウイルスの影響は、世界中のあらゆる業種に及びましたが、それぞれの業界が影響を受けた程度は異なります。

食品・飲料業、農業・漁業、医療・薬品業、配達・ロジスティクス業、オンライン教育・IT業、テクノロジー/IT業界、医療業界、農業業界、ホームセンター・DIY業界、家電・家具業界、電子商取引(EC)業界など、影響をあまり受けなかったり、逆に需要が高まった業界がありました。今後もコロナウイルスの影響が続く中で、各業界が適応していくことが求められるでしょう。