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「一歩ずつ前へ」中小企業診断士2次試験の基本を学ぶ

 

中小企業診断士2次試験対策ガイド
はじめに
中小企業診断士の2次試験は、1次試験の知識を活かし、実際のビジネスシーンでの応用力を問われる試験です。ここでは、合格に向けた効果的な勉強法とポイントを解説します。

試験の概要
2次試験は、事例研究が中心で、事例I〜IVまでの4つの事例に分かれています。それぞれの事例は、人事・マーケティング・運営・財務といったビジネスの異なる側面から問題が出題されます。

勉強法の基本
事例I〜III: 無難に60点を狙う
事例I〜IIIでは、多数派と同じ診断・助言ができることが重要です。平凡なコンサルタントとして、平凡な診断・助言を心がけましょう。与件文にある明らかな問題点をセオリー通りに抽出し、問題文の要求に応じて答えることができれば、多数派の診断・助言ができるようになります。

事例IV: 財務で差をつける
事例IVでは、最終問題以外は全て正解を目指します。特に経営分析、CVP分析、意思決定会計(NPV・ディシジョンツリー)、セグメント別会計、キャッシュフロー、為替予約・オプション取引などの論点は完璧に準備しましょう。

具体的な勉強方法
過去問演習
過去問を解き、ふぞろいな合格答案で自己採点を行います。自身の回答が合格者の多数派だったかどうかを確認し、振り返りを行いましょう。

勉強会
有志による勉強会に参加し、互いの答案の添削を行います。他者の答案を添削することで、多数派解答に近づくための鍛錬ができます。

模試
定期的に模試を受け、タイムマネジメントを見直す機会を設けましょう。全知・全ノウのみの学習では80分通した演習は行えませんので、模試で実践的な演習を行うことが大切です。

まとめ
中小企業診断士の2次試験対策は、過去問演習と勉強会を中心に行い、事例IVでは財務の論点を完璧に準備することが重要です。また、模試を利用して実践的な演習を行うことで、試験本番でのパフォーマンスを高めることができます。効率的な勉強法で、合格を目指しましょう。