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仕事が楽しくなる抽象化思考のコツ~異なる視点から物事を見る方法~

抽象化思考を身につける方法についてお伝えします。抽象化思考とは、物事の本質や共通点を見つけることができる思考法です。抽象化思考を身につけると、仕事やビジネスにおいて、以下のようなメリットがあります。

多くのアイデアを生み出せる
応用力が高まる
分かりやすい説明ができる
では、抽象化思考を身につけるにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、具体的なトレーニング法を5つ紹介します。

異なるもの同士の共通点を探す
抽象化思考の基本は、異なるもの同士に共通する要素や属性を見つけることです。例えば、リンゴとミカンとバナナの共通点は何でしょうか。色や形は違いますが、果物というカテゴリーに属するという点が共通です。このように、関連性がなさそうなものを無作為に選んで、共通点を探す練習をすると、抽象化思考が鍛えられます。
水平思考クイズに挑戦する
水平思考とは、固定観念や前提条件にとらわれずに、物事を自由に考察する思考法です。水平思考クイズとは、常識を疑うような問題に答えるクイズです。例えば、「10個のオレンジを3人で公平に分けるにはどうするか」という問題に対して、一般的な答えは「3個ずつ配って、残り1個を3等分する」というものですが、水平思考で考えると、「ジュースにして配る」という答えもあります。水平思考クイズに挑戦することで、物事の抽象化や見立てが必要になるため、抽象化思考が磨かれます。
図解して考える
議事録やメモを取る際、箇条書きや文章でまとめるのが一般的ですが、図解して考えることも抽象化思考のトレーニングになります。図解とは、物事の構造や関係性を図や記号で表現することです。例えば、マインドマップフローチャート、V字モデルなどがあります。図解することで、物事の本質や要点を視覚的に捉えやすくなります。
日々の業務を仕組み化する
日々の業務を仕組み化することも、抽象化思考を身につける方法の一つです。仕組み化とは、業務の目的やプロセス、成果物などを明確に定義し、効率的に実行できるようにすることです。仕組み化することで、業務の本質や目標を見失わずに、具体的な行動に落とし込めます。また、仕組み化した業務を見直すことで、改善点や問題点を発見しやすくなります。


複数の視点からアプローチする
物事を一つの視点からしか見ないと、偏った考えになりがちです。抽象化思考を身につけるには、複数の視点からアプローチすることが大切です。例えば、新しい商品を開発する際には、自分の視点だけでなく、顧客の視点や競合の視点、社会の視点などを考慮すると、より多角的なアイデアが生まれます。複数の視点からアプローチすることで、物事の本質や共通点を見つけやすくなります。
以上、抽象化思考を身につける方法について、ブログ形式でお答えしました。抽象化思考は、仕事やビジネスに役立つ思考法です。日常生活で簡単にできるトレーニング法を実践して、抽象化思考を磨いてみてください。