Everything is up for debate

FPの知識や本から学んだことのアウトプット

『正しさ』を主張するということ

スマホを見ていて世の中には、矛盾していたり、白黒はっきりしないことがたくさんあるなって感じる。

「勉強して良い大学へ行って、安定した就職先に入りなさい」っていう人もいれば、「大学なんて意味ない結局はその人の能力の問題だ」っていう人もいる。

かたや、そういった論争を俯瞰で見て「多様性が大事だから全部正しい」っていう人もいる。

今の就活のルールであれば、いい大学へ行けば選択肢は増える。

ただ社会に出てからは大学の勉強より求められる能力もある。ルールも変わるかもしれない。

そもそも自分らしく生きるに越したことはない。

全ての考え方に対して理解できる面と、理解できない面がある。

だから世の中のほとんどのことは、曖昧なままであるのだと思う。

ただ一つ腑に落ちないことがある。

それは曖昧な世の中で『自分の正しさを主張する』ということ。

自分自身がよくしてしまっているので猛反省。

何が正しいかなんて、立場によって変わってしまうものである。

それなのに自分の正しさを主張してしまうのは、単に楽をしようとしているだけ。

では、なぜわざわざ「正しさ」をを主張する必要があるのか?

それは自分の「使命感」を最優先に考えてしまっているからだと思う。

「使命感」というものは自己満足なもの。

使命感があると、重要なことをしているように感じるので、自分の中で勝手に盛り上がって楽しくなる。

その盛り上がった楽しさを他者に共有する際に「正しさの主張」が必要になる。

しかし、この時の「楽しい」は自己陶酔的なものであることが多い。

#休日にチャイムを鳴らして勧誘してくる人と本質は一緒だと思う

そうならない為にどうするのが良いか考えてみると、結局いつも通りの良く聞く答えに行き着いた。

それは「使命感を重視せず、自分が楽しむことが、結果的に使命を果たすことにつながる」という考え。

何度も聞く話だし、多分大切なことなのだと思う。