先日、子供を連れてAEONに行った。
そこで子供が専門店街にある、子供の遊び場を見てそこで遊びたいと言った。
そこのスペースには、木製の大きな滑り台があるだけで、すぐに飽きちゃうのだろうなって思っていた。
しかし、いつまで経っても飽きずに遊んでいる。
何が楽しいのかな?って考えながから見ていた。
しばらく見ていると、むしろ飽きるどころか、滑り方を変えたり、近くにいる子と一緒に遊びだしたりし始めた。
おそらく、滑り台しかないという状況が、子供たちに、その中で楽しむための工夫をすることを促しているのかなと思った。
つまり、工夫をする余白を設計することで、子供の創造力を引き出すという仮説が立つ。
その仮説をもとに日常を振り返ってみると、子供が遊んでいるものは機能や情報が多すぎる為、工夫する力が身につかないのではないかと思った。
おもちゃには色々な機能が付いているし、YouTubeには情報が溢れている。
公園で集まってSwitchをしている子供もいる。
そう言った日常の中で身につく能力もあるかも知れない。
しかし、それでは与えられた情報や機能の枠を超えて考える力が身につくかは疑問だ。
以前、祖母が「昔は石と葉っぱでおままごとをしていた。」と話していたが、今の小学生が石と葉っぱで楽しめるだろうか?
まだ自分の子供は、おもちゃの人形に独自のルールや特徴をつけて自分なりの世界観で遊べている。
この妄想する力を奪わないように、むしろ伸ばせるように、子供と接していきたいと思う。
一緒に考え、一緒に成長しよう